もちろんアトピー性皮膚炎の一番の悩みはかゆみにあると思いますが、それ以上に他人にどう思われているかって重要なんですよ。特に幼少期においては特に、顔が赤くかぶれていたりただれていたりする子に触りたいと思える子って少ないと思います。
ましてや子どもって善悪の区別がないからなのか、ひじょうに素直というかなんというか思ったことを考えもなしに言っちゃいますよね。その一言で言われた人がどれだけ傷つくかなんて思いもしないでいっちゃいますよね。一緒にいたくないだの、不潔だから触りたくないだの、触るとうつるだのといってからかってくる子も多数いますよね。切ないですよね。
別にアトピー性皮膚炎の子の肌が不潔だから汚くてかぶれているわけじゃないんですよね。体質なんですよ。自分でどうすうこともできないんですよ。背が低い人とかと一緒で自分の気持ちでどうにかできるものではないんですよ。
大人になればわかるかもしれませんが、子どもの頃って結構残酷ですよね。心の傷を負ったほうがいつまでも辛いですけどね。そんな些細なことの何が辛いのって他人は思うかもしれませんが、本人からしてみれば重大事件です。ましてや子どもの頃に受けた傷です。いつまでも心の中に残ってしまいます。アトピー性皮膚炎の子どもの心のケアも重要だと思います。
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